2007年03月08日 14:48
『デジタルが生んだ、アナログな音』
スコットランド出身の女性シンガー・ソングライター-サンディ・トム。
ツアー資金がなく、苦肉の策で自宅の部屋からネットを介して配信していたライヴが話題となり、当初は70人ほどだった視聴者が70,000人まで膨れ上がり、メジャーレコードと5枚のアルバム契約を結ぶ。
06年5月に発売したシングル「サンディの輝き 原題:i wish i was punk rocker(with flowers in my hair)」は長期に渡り全英チャートにランクインを続け、最終的には全英1位を獲得、そして、同年6月に発売したデビュー・アルバム『鏡の中のサンディ 原題:smile...it confuses people』は全英初登場1位を獲得!
イギリス国内だけで40万枚以上を売り上げ(全世界で100万枚)、UKプラチナム・アルバムとなった。
「サンディの輝き」:”BRIT AWARD 2007”「British Single」部門ノミネート
日本語訳:
髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
77年、69年はまだ革命の気運が高まっていたのに
私が生まれたときには無関心な世の中になっていた
ああ髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
国家元首がギターなんか弾かなかった時代
全ての人が車に乗ってたわけじゃない
音楽が真実を語っていた時代
ラジオが王様だった時代
会計士がまだ幅をきかせてなかった時代
メディアもまだ人々の魂を買い占めてはいなかった
まだコンピューターが恐ろしかった時代
人々がまだ全てを知らなかった頃
髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
77年、69年はまだ革命の気運が高まっていたのに
私が生まれたときには無関心な世の中になっていた
ああ髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
ポップスターがまだ神格化されていた時代
無知であることがまだ幸せだった
神が女王陛下を救った時代
彼女は青い影のごとく青ざめていた
私の両親もまだ十代だった
無政府状態(アナーキー)はまだ夢だった
そして連絡を取り合う唯一の方法は郵便手紙だった
髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
77年、69年はまだ革命の気運が高まっていたのに
私が生まれたときには無関心な世の中になっていた
ああ髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
レコード屋がまだ全盛だった時代
しかもアナログ盤しか置いてなかった
超高速情報がまだ宇宙を浮遊してた
まだ子供達はお下がりを身にまとっていて
遊ぶことは外で玉蹴りをすることだった
サッカー選手もまだ長髪で顔が泥だらけだった時代
髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
77年、69年はまだ革命の気運が高まっていたのに
私が生まれたときには無関心な世の中になっていた
ああ髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった
私が生まれたときには無関心な世の中になっていた
ああ髪に花をいっぱい付けたパンクロッカーに生まれたかった