2010年02月20日
あやぱにモール、ネーミングライツで名称変更へ
名前変わるんだね~、今朝の新聞読んで知った。
スタジアムとかドームとか色々最近変わったりしてるじゃんねー。
まさか石垣島の商店街までネーミングライツで名称が変わるとは思わなんだ。
にしても微妙な名前だなー。
「ユーグレナモール」
島のオジーオバーはいまだにフサキリゾートのことをヴィラフサキって呼ぶ位だから絶対にあやぱにモールの事もそう呼び続けるんだろうなぁ。でも、やっぱりそれでもずっと昔から親しんできた商店街の名前が変わるのは寂しい気持ちの方が大きいなぁ。
スタジアムとかドームとか色々最近変わったりしてるじゃんねー。
まさか石垣島の商店街までネーミングライツで名称が変わるとは思わなんだ。
にしても微妙な名前だなー。
「ユーグレナモール」
島のオジーオバーはいまだにフサキリゾートのことをヴィラフサキって呼ぶ位だから絶対にあやぱにモールの事もそう呼び続けるんだろうなぁ。でも、やっぱりそれでもずっと昔から親しんできた商店街の名前が変わるのは寂しい気持ちの方が大きいなぁ。
市中央商店街組合、借入残多く返済に充当
「あやぱにモール」の消滅へ
石垣市の中心市街地「あやぱにモール」が、東京都の企業・ユーグレナ社に命名権(ネーミングライツ)を譲渡し、3月14日から「ユーグレナモール」と名称が変更される。市中央商店街振興組合(仲本勉理事長)は、これによりアーケード設置時に活用した国からの借り入れ金返済に充てる方針だが、事前の公募、周知がなかったことから市民が長年慣れ親しんだ「あやぱにモール」の名称が消えることに戸惑いの声も多い。(上地矢寸志記者)
■組合の残債
あやぱにモールのアーケードは1987~88年に同組合が国の制度資金約2億3000万円を借り入れて設置した。その後、負担金を完済した組合員がいる一方で、客離れなどで店舗の移転や廃業が相次ぎ、約9500万円を滞納。貸付窓口の県から返済を求められたが財源がなく、借り入れ当初の個人連帯保証人への催促も迫られ、08年10月の理事会で命名権の譲渡を決めた。
仲介業者を介して買い手を探すなか、昨年、石垣島で生産される微細藻類ユーグレナを利用した機能性食品やサプリメントの開発・販売などを行っているユーグレナ社から打診があり、命名権譲渡が成立では3月14日に現地で式典を開催し、「あやぱにモール」の名称を「ユーグレナモール」に変更、周知を図る予定だ。
■名称変更への戸惑い
「あやぱにモール」は八重山の民謡「鷲ぬ鳥節」の発祥地といわれている御嶽に隣接していることから、その一節をとって「あやぱに(綾羽)」と命名され、約30年間にわたって市民に親しまれてきた。同組合では命名権の譲渡を総会で報告したとしているが、組合員への周知が徹底されていなかった。
公募もインターネット上のやりとりだったため周知されることなく、組合員や市民からは突然の名称変更と取られ、同組合側も「不慣れ、不手際だった」と陳謝。同社側も「2月までは明確に決定していたわけではなかったので、その時点では公表できなかった」としている。
名称変更に市民は「名称が変わっても呼び方は変わらない」と楽観的な声が多いが、同商店街の店主からは「あやぱにの由来を観光客に説明することができなくなってしまい、残念だ」との声や「名刺や広告に『あやぱに』の名称を入れており、全部変えなければならない」と困惑もある。
また、地図やガイドマップを作製する企業からは「変わってしまうことが決まった以上は仕方ない。名称を替えなければならないが、命名権の売買で慣れ親しんだ地名や固有名詞が変わることが今後も多くなるのではないか」と懸念の声もある。
■名称変更の周知を
同組合は「あやぱにモールの名称に愛着心はあるが、背に腹は代えられない。全国的にも借入資金の返済に困っている商店街があり、そういったところへ財源確保の一石になれば」と理解を求めており、全国でも初めてとなる商店街の命名権譲渡という商店街独自の自主財源確保に向けた効果的な取り組みとして一定の評価もある。
一方、周知が徹底されていなかったため、市民からは本土企業による命名権の買収ととらえられかねず、組合の窮地に手を差し伸べたユーグレナ社に対して悪いイメージを抱かれる懸念もあり、同組合と同社の今後の連携、周知活動などが注目される。
(八重山毎日新聞より抜粋)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/15452/
「あやぱにモール」の消滅へ
石垣市の中心市街地「あやぱにモール」が、東京都の企業・ユーグレナ社に命名権(ネーミングライツ)を譲渡し、3月14日から「ユーグレナモール」と名称が変更される。市中央商店街振興組合(仲本勉理事長)は、これによりアーケード設置時に活用した国からの借り入れ金返済に充てる方針だが、事前の公募、周知がなかったことから市民が長年慣れ親しんだ「あやぱにモール」の名称が消えることに戸惑いの声も多い。(上地矢寸志記者)
■組合の残債
あやぱにモールのアーケードは1987~88年に同組合が国の制度資金約2億3000万円を借り入れて設置した。その後、負担金を完済した組合員がいる一方で、客離れなどで店舗の移転や廃業が相次ぎ、約9500万円を滞納。貸付窓口の県から返済を求められたが財源がなく、借り入れ当初の個人連帯保証人への催促も迫られ、08年10月の理事会で命名権の譲渡を決めた。
仲介業者を介して買い手を探すなか、昨年、石垣島で生産される微細藻類ユーグレナを利用した機能性食品やサプリメントの開発・販売などを行っているユーグレナ社から打診があり、命名権譲渡が成立では3月14日に現地で式典を開催し、「あやぱにモール」の名称を「ユーグレナモール」に変更、周知を図る予定だ。
■名称変更への戸惑い
「あやぱにモール」は八重山の民謡「鷲ぬ鳥節」の発祥地といわれている御嶽に隣接していることから、その一節をとって「あやぱに(綾羽)」と命名され、約30年間にわたって市民に親しまれてきた。同組合では命名権の譲渡を総会で報告したとしているが、組合員への周知が徹底されていなかった。
公募もインターネット上のやりとりだったため周知されることなく、組合員や市民からは突然の名称変更と取られ、同組合側も「不慣れ、不手際だった」と陳謝。同社側も「2月までは明確に決定していたわけではなかったので、その時点では公表できなかった」としている。
名称変更に市民は「名称が変わっても呼び方は変わらない」と楽観的な声が多いが、同商店街の店主からは「あやぱにの由来を観光客に説明することができなくなってしまい、残念だ」との声や「名刺や広告に『あやぱに』の名称を入れており、全部変えなければならない」と困惑もある。
また、地図やガイドマップを作製する企業からは「変わってしまうことが決まった以上は仕方ない。名称を替えなければならないが、命名権の売買で慣れ親しんだ地名や固有名詞が変わることが今後も多くなるのではないか」と懸念の声もある。
■名称変更の周知を
同組合は「あやぱにモールの名称に愛着心はあるが、背に腹は代えられない。全国的にも借入資金の返済に困っている商店街があり、そういったところへ財源確保の一石になれば」と理解を求めており、全国でも初めてとなる商店街の命名権譲渡という商店街独自の自主財源確保に向けた効果的な取り組みとして一定の評価もある。
一方、周知が徹底されていなかったため、市民からは本土企業による命名権の買収ととらえられかねず、組合の窮地に手を差し伸べたユーグレナ社に対して悪いイメージを抱かれる懸念もあり、同組合と同社の今後の連携、周知活動などが注目される。
(八重山毎日新聞より抜粋)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/15452/
Posted by ケンヤ マルセイユ at 12:19│Comments(0)
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