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2008年05月15日

本土復帰

本土復帰

といわれても、復帰後に生まれた世代としてはなんとなくそうなんだーとか位にしか思われないような日ですが、それでもやはり沖縄に生まれたからにはキチンと認識して、歴史はどうあったのか、今現在の沖縄はどうであり、これからどうあるべきなのかといった事を考える良い機会だと思います。

丁度、今朝の「八重山毎日新聞」では大工哲弘さんが歌った「沖縄を返せ」が取り上げられてました。「ウチナージンタ」というアルバムに入ってるんだけど、時は復帰前になりますか、作詞は全司法福岡高裁支部、作曲は荒木栄で、1956年作。マーチング風な意気揚々とさせる歌詞の力強さは、その当時の県民の心の支えとしてよく歌われていたそう。

本土復帰

音楽には決して個人的に楽しむだけの娯楽だけでなく、人の心を、世の中を変える力があると俺は信じています。

俺も、先月に一度ラジオでもかけたんだけど(チベット問題に対するアンチテーゼとして)、今度のラジオ放送でも改めてかけたいなと思います。

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「沖縄を返せ」

固き土を守りて
民族の怒りに燃ゆる島 沖縄よ
我らと我らの祖先が 血と汗をもて
守り育てた沖縄よ

われらは叫ぶ 沖縄よ
われらのものだ 沖縄は
沖縄を返せ 沖縄を返せ



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今日は復帰36年。

沖縄は、後何年経てば世果報(ゆがふ)になるんだろうか?

「世果報」とは…
日本の古い言葉で沖縄に残っている言葉のひとつ。 意味は、世の中の素晴らしい事、豊年とか五穀豊穣とか、そういう願いがこめられた言葉。

又、大工哲弘さんの作品はどれも本当に素晴らしいのでこの機会に皆さん是非ともお聴きになってくださいな。
大工さんの歌には力強さと優しさが同居していて、とても胸に響きます。
今の時代だからこそ、大工さんのような唄者が必要なのだと改めて思わされる今日この頃です。




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Posted by ケンヤ マルセイユ at 23:31│Comments(0)政治・社会
 
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